病院向け研修について

病院も「選ばれる」時代となりました。
度重なる保険の改定、患者の権利意識の高まり、社会との接点のない新人スタッフの増加、経済環境の悪化に伴う社会全体の心的余裕のなさなど、病院を取り巻く環境は20年前と比べると劇的に変化しています。

社会全体が変化していく中においては病院も企業と同様「変化」が求められます。現在の社会状況に柔軟に変化してこそ「選ばれる」病院となりえます。そのために必要なマインドセットをオフィス・サトウはサポートいたします。

特にこれからの時代は病院においても企業同様、中堅スタッフやリーダーの育成がカギとなります。全体での接遇研修ももちろん必要です。その接遇研修を効果的に浸透させるためにも、やる気になった若手スタッフ・新人スタッフを受け止め支えられる中堅・リーダーの存在が不可欠なのではないでしょうか。

中堅スタッフ・リーダー研修

中堅スタッフ・リーダー研修

将来を見据えている病院では、接遇研修にとどまらず、中堅・リーダーを育成することの重要性に気づき行動しています。どんなに全体で接遇研修をしても、新人研修をしても、やる気になったスタッフを支える上司・リーダーなくして病院の発展は考えられないからです。
貴院にはやる気ある新人・若手の能力を引き出し、さらに伸ばすことのできるリーダーはいますか?
病院の将来を任せられるスタッフはそろっていますか?
いま、リーダーたちは難しい位置に立たされています。すぐに辞めてしまう部下、中途採用による年上の部下や自分よりキャリアのある部下。そのような部下を何とか育成したい気持ちはあっても、どのように接すればよいのか日々悩んでいます。
オフィス・サトウではただ何となく済まされていた病院におけるリーダーたちのための育成を、「相手の価値観を尊ぶこと」、「タイプ別行動特性」や「ほめ方・叱り方」という研修で、相手の気持ちを理解でき、かつ実践しやすいワークにより学んでいただいています。
【研修メニューの一例】
■部下を動かすために「価値観」の重要性を知る
■部下を動かす接し方「部下のタイプ別行動特性」
■部下のやる気を上げる「ほめ方・叱り方」
■部下に明確に指示をする「あいまい表現と伝え方」 他

大人気!接遇インタークロス研修・インタークロス研修(安全管理研修)

接遇対応力アップ、コミュニケーション円滑化、クレーム予防、上司のための部下理解、頑固な上司のための部下の価値観共有など、新しい気づきを得られるゲーム感覚のクロスロード形式の研修です。
究極の選択を迫られたときあなたはどうする?の問いに、参加者全員が他者の影響を受けることなく「自分の考え」と「その背景」を述べます。少数意見を大切にすくいあげるゲームの仕組みにより、「こんな回答ではひんしゅくを買う」という感情に左右されず伸び伸びと正直な意見や気持ちを表せます。そのため、自分では思いもよらないアイディアを他者から得るきっかけとなったり、口数の少ないスタッフの考えを初めて理解できたり、更に相手への興味が出てきたり、とコミュニケーションの効果は絶大。自分では想像もできない考えを知ることは、クレームの原因でもある「他者に対する理解不足」の予防にもつながります。
ゲーム感覚で笑いの要素もある一方、取り扱うテーマはシリアスなものなので、他者の価値観ばかりでなく、自分の思考グセや視点にあらためて気づくことができます。
この研修の後は、同じグループになった人同士が仲良くなれるという特徴があり、どちらの組織で開催しても毎回大人気の研修です。

接遇マナー研修

接遇マナー研修

医療従事者に求められる接遇とはどのようなものでしょうか。顔の筋肉を動かして作っただけの笑顔は「作り物」だということが心や身体の弱った患者や家族には鋭敏に伝わります。接遇とは「相手を大切に思いやる心」のこと。しかしながら、毎日多忙を極め、患者や家族からクレームをつけられ、スキルを磨いても誰からもほめられることのない看護士が、いつも「相手を思いやる心」を持てるものでしょうか。
実はここに接遇の大切なポイントがあります。
他者に思いやりを持って接するには、まず自分自身が幸せで、組織内で働く人たちと円滑なコミュニケーションをとることができ、病院全体が活気ある風土であることが大前提なのです。
同僚とギスギスした雰囲気の中で本当の笑顔がでますか?NO!ですね。
オフィス・サトウの接遇研修では、他者に思いやりの心を持てるようになるための、まずは自分自身の幸せ、次に組織全体での幸せ(コミュニケーション活性化)を、
「楽しい」「うれしい」ワークをとおしてお伝えし、明日からの「思いやりの心」醸成に結びつけています。
更に、リフレクション研修形式も取りいれ「実際の体験」から前向きな気づきを得る学びの場をご提供いたします。

【研修メニューの一例】
■「接遇」と「マナー」って違うの?
■接遇ケーススタディで未来につながる対応を導こう
■患者さまがほしいコミュニケーション
■ギスギスがまあるくなるコミュニケーション 他

クラークのための接遇マナー研修

クラークのための接遇マナー研修

クラークは患者が病院で最初に出会うスタッフです。いわば病院の顔とも言え、その第一印象はその後の患者の通院意識にも大きな影響を与えます。
「暗いし笑顔もない」「こんなに感じの悪い人のいる病院に家族を任せたくない」「患者には笑顔だけど、売り込みの営業の人にはとたんに冷たい対応をして裏表がある」などと思われていませんか?待合室の患者はよく見ています。
医療技術が最優先される医療スタッフとは違い、クラークには患者からワンランク上の振る舞いや接し方が求められます。講師が一方的に話す講義スタイルではなく、
一緒に動いてみて、感じてみるワーク中心の研修です。
【研修メニューの一例】
■「接遇」と「マナー」って違うの?
■ワンランク上のふるまいとビジネスマナー
■組織内接遇マナー「ラインとスタッフ」 他

医療従事者のための新入職員研修

一般企業と違い、医療従事者は一旦現場で働き始めると研修をゆっくり受講できる機会は極めて少ない状況に置かれます。そのため、比較的時間を取ることができる「入ってすぐ」の時期に、しっかりとした研修を受ける必要があります。最近の新人スタッフはほとんどが核家族の中で育ち、「お友だち先生」とやりとりをしてきたために、大人と接すること自体に慣れていない方が多くいます。医療人以前にまずは社会人としてのマナーをしっかり身につけ、順次医療人としてのマナーや接遇、更にはコミュニケーションの向上につながるプログラムを、多彩なワークを通して「体験」することが大切です。研修時間、内容はご相談に応じます。
【研修メニューの一例】
■医療従事者である前に社会人として必要なこと
■医療従事者としての心得 接遇マナー
■徹底!ビジネスマナー
■チーム・同期・仲間を大切にする 他

接遇コンサルティング 「研修プラス」

講師が毎月1時間訪問し、接遇についてコンサルティングいたします。また、気になっている対応や疑問点についてお答えします。
1年間のご契約で、全体向け接遇研修かリーダー研修(15名まで)を1回ご提供いたします。リーダー研修の導入をお考えでしたら、トライアルとしてオフィス・サトウのリーダー研修を受講できるチャンスです。

研修費用の目安

研修内容・人数・時間等により変わりますので詳細はお尋ねください。

リーダー研修(15人まで)

 3時間・・・10万円(税別)〜


接遇研修(100人まで)

 1時間30分・・・8万円(税別)〜

あくまで目安です。ご相談に応じますのでお気軽にお問合せください。

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